2025年6月19日(木)に、第37回 Digital Medical Innovation Lab.主催 医療DX講演会を開催いたしましたので、ご報告申し上げます。
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■講演会/2025年6月19日(木)20:00 〜 21:00
<テーマ>
誰でもできる アルツハイマー病 超早期の検出
<演者>
元 学習院大学 生命科学科 教授
MIG株式会社 取締役チーフサイエンスオフィサー
高島明彦
<座長>
名古屋大学 大学院医学系研究科
救急・集中治療医学分野
教授 松田 直之
高島明彦先生は長年、アルツハイマー病における神経変性機構、特にタウを介した神経変性機構を主な研究テーマとされています。
今回の講演では、アルツハイマー病で最初にタウ蓄積が起こるとされる嗅内野(きゅうないや)の異常に注目し、その異常を検出する新たな手法についてご発表いただきました。具体的には、VRゴーグルを用いた装置を活用することで、嗅内野の機能異常に伴う行動異常を「超早期」に検出する可能性を示されました。
高島先生の革新的な研究は、アルツハイマー病の早期診断に新たな道を開くものです。ご参加者様からは活発な質疑応答が交わされ、医療DXの進展が、この病に苦しむ多くの方々を救う未来に繋がることを強く期待させる、示唆に富んだ講演となりました。
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ご参加いただいた皆様、この度は誠にありがとうございました。
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