第2回 Digital Medical Innovation Lab. 学術総会 開催報告
この度、「第2回 Digital Medical Innovation Lab. (DMIL) 学術総会」が、2025年5月31日(土)にベルサール八重洲(東京)にて盛況のうちに無事終了いたしましたことをご報告申し上げます。
ご参加いただきました医師の皆様、そして一般の皆様には、心より感謝申し上げます。
学術総会の目的
DMIL学術総会は、地域や専門分野の垣根を越え、デジタル医療とデジタルヘルスケアの知識を深め、理解を共有することを目的としています。医療の未来を熱く志す医師、医療従事者、そしてデジタルヘルスに関心を寄せる皆様と共に、革新的な可能性を追求し、学び、交流する場となることを目指しております。その先に見据えるのは、デジタルヘルスが日々の診療を革新し、デジタルヘルスサービスが新たな価値を創造することで、より多くの人々の命と健康が守られる社会の実現でございます。
開催結果:実り多き交流の場
今回の学術総会では、医療DXの最前線をテーマに、2つの基調講演と6つのセッション講演が行われました。
【大会長・開会挨拶】
東邦大学名誉教授・JCHO船橋中央病院 島田 英昭 氏
【基調講演】
『救急集中治療領域のビッグデータ・AI解析の最前線』
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授 / 千葉大学病院 副病院長 中田 孝明 氏
『医療DXと日本の未来』
医療法人顧問 / 大和大学特任教授 / 元厚労官僚 / 元衆議院議員 豊田 真由子 氏
【セッション講演】
『手術動画データベースとその利活用』
株式会社Surg storage 取締役 竹下 暢重 氏
『院内に眠る医用画像データで医療AI/創薬AI革新を加速する』
カリスト株式会社 代表取締役CEO 韓 昌熙(カリス)氏
『外科系医療におけるノンコア業務課題へのDX/AI』
株式会社クオトミー 代表取締役CEO 大谷 隼一 氏
『医療DXの現状と遠隔眼科診療の今後の展望について』
株式会社OUI 代表取締役CEO 清水 映輔 氏
『漢方をDXする ~AIとTechnologyが拓くクリニック経営と臨床研究の未来~』
VARYTEX 株式会社 代表取締役CEO 平野 喜一郎 氏
『移動型手術ユニット「モバイルSCOT」の可能性と実践の課題』
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 先端工学外科学分野 特任准教授 北原 秀治 氏
参加された医師の皆様からは、専門的な知見に基づく活発な議論が交わされ、日々の診療や研究に直結する貴重な情報交換が行われました。また、一般の皆様にも多数ご参加いただき、医療DXに対する理解を深めるとともに、質疑応答の時間を通じて、普段疑問に思われていることや関心のあることについて、直接専門家と交流する機会となりました。
参加者間の活発なディスカッションは、新たな視点や課題を発見する実りある時間となり、DMILが目指す「デジタルヘルスがもたらす無限の可能性を、皆様と共に探求する場」の実現を強く感じさせる会となりました。
ご参加様へのメッセージ
本学術総会の成功は、ひとえにご参加いただいた皆様の熱意とご協力の賜物と存じます。
皆様お一人おひとりのご参加が、この学術総会をより有意義なものにしてくださり、心より感謝申し上げます。
DMILは、今後も医療とデジタルの融合を推進し、より質の高い医療の提供に貢献できるよう、様々な活動を展開してまいります。引き続き皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
Digital Medical Innovation Lab. 運営事務局
賛助会員様・協賛企業様