2025年8月21日(木)に、第38回 Digital Medical Innovation Lab.主催 医療DX講演会を開催いたしましたので、ご報告申し上げます。
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■講演会/2025年8月21日(木)20:00 〜 21:00
<テーマ>
考えただけで機器操作
~植込み型ブレインマシンインターフェースによる機能再建~
<演者>
大阪大学大学院 医学系研究科
脳機能診断再建学共同研究講座 特任教授
株式会社JiMED 取締役
平田 雅之
<座長>
自治医科大学附属病院
麻酔科教授 周術期センター長
鈴木 昭広
講演会では、東京大学でバーチャルリアリティーとロボットを研究され、自動車会社で設計に携わった後、脳神経外科医として研究に取り組まれたという、平田先生のユニークなご経歴からお話をいただきました。これまでのご経験が集約された「植込み型ブレインマシンインターフェース」の研究開発は、参加者の大きな関心を呼びました。
2020年には大学発ベンチャーであるJiMED社を設立され、現在、今年度中の治験開始を目指しているとのこと。人類の可能性を広げる壮大な挑戦が、今まさに現実のものとなろうとしているお話は、私たちに大きな期待を抱かせました。
講演では、BMIの対象疾患や原理、コア技術から、医療機器認証に向けた取り組み、そして次世代技術の研究開発や将来の展望まで、多岐にわたる貴重なお話をいただきました。
質疑応答では、活発なディスカッションが行われ、参加者からは多くの質問や意見が寄せられました。
この度は、ご多忙の中ご講演いただきました平田先生に心より感謝申し上げます。また、ご参加いただきました皆様にも重ねて御礼申し上げます。DMILは、今後もこのような有意義なイベントを企画してまいります。
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